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千葉功 (歴史学者)[ちば いさお]
千葉 功(ちば いさお、1969年 - )は、日本の歴史学者。学習院大学教授。専門は日本近現代史、日本政治外交史。 ==略歴== 千葉県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了博士(文学)。昭和女子大学人間文化学部准教授を経て、現在、学習院大学文学部史学科教授。 研究テーマは日露開戦史、第一次世界大戦前における仲裁裁判条約、日露戦争~一次大戦期における多角的同盟・協商網の構築など。また、桂太郎の伝記的研究、日露戦争の総合的研究も行っている。 著書である『旧外交の形成』は、従来「日露戦前」、「日露戦後」、「第一次大戦期」という時期区分によって扱われてきた日本外交史分析の方法に新たな視角を示したものである。本書において千葉は、外交史分析の対象時期を長く設定し、日本外交が「連続性」を持ったものであることを明らかにした。精密な史料読解によって、当該期の外交史研究の水準を高めたと評価されている。
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